2018年03月14日

おにいさんのオススメゲーム紹介その9☆死印(PS4・PSV・NS)

都市伝説をモチーフとした、ホラー要素満載のアドベンチャーゲームです♪
1990年代の都内の某市が舞台となっており、作中に探索する事となる場所は設定などをゲーム向けにアレンジしている箇所もあるものの、ほぼ全て実際に存在する場所がモデルとなっているらしく、怪異と呼ばれる各章のボス的な存在とBGMの一部などにも元となったものがあるのだとか。
………少し背筋が冷えてきませんか?現実の怪異に深入りする前にゲーム内容のご紹介に参りたいと思います(^-^)

ストーリーはシルシと呼ばれる霊障によって記憶を失った主人公が某市内に建つ屋敷に迷い込むことから始まり、同じくシルシを刻まれた者達と協力し、シルシに抗い、生き残る為の術を探し出す内容となっており、各章ごとにシルシを刻んだ元凶である怪異が出現すると思われる場所に赴き、アドベンチャーパートと探索・調査パートを繰り返し、怪異を救済もしくは破壊していくことが目的となります。

D・RPG風のマップを舞台に、懐中電灯のか細い光を頼りにして進んでいく探索パートはスリル満点!
調査をする上で関係のない窓や壁を照らすと“見てはいけない何か”が映ってしまったりと、細かい演出や雰囲気作りにも作り手の方の気合いの入れ様が伺えます。
探索時にマップを移動する際の操作の煩わしさ、メッセージスピードが変更出来ない点など、システム周りに若干の古さ、不便さを感じる面もございますが、それらの要素が却って怖さを際立てている様な気も………(>_<)
マップの全体を表示する機能がない為、探索の際に道に迷ってしまった時には、強い焦りと恐怖心に苛まれました。
また、探索・調査とボス戦の両方に『デッドリーチョイス』と呼ばれる独自のシステムが採用されており、制限時間以内に選択肢の中から正解を選ばないと霊魂(本作におけるHPの様なもの)が減ってしまったり、最悪なケースとしては一回のミスでゲームオーバーになってしまう場合もあるという、大変スリリングな要素なのですが、リトライ機能が充実しており、万が一間違った選択をしてしまっても直前からやり直す事が出来る為、ストレスを感じる事なくゲームを進めていけるのが嬉しいですね(^・^)
ゲームオーバーの直前からリトライ出来る点を活かして、色々な選択を試してみるのもまた一興です。

探索と調査を終え、怪異と対峙するその時、舞台は突如ターン制の戦闘に突入します!
パートナーと協力し合い、探索の際に入手したアイテムを駆使して怪異に立ち向かうのです( `ー´)
怪異を危険なものとして物理的に排除するか、生前、あまりに凄惨で悲壮な人生を送ってきた彼らを救済するかはプレイヤーであるあなた次第、調査中に見つけた物やアイテムの説明文などからヒントを得て、目の前の危機を乗り切り、物語の結末を確かめしょう!
アイテムの使い方や選択肢の選び方によって分岐もありますので、セーブ・ロード機能を使って色々試してみたいところです。

肝心の怖さの度合いですが、心霊的な怖さとグロテスクな表現が混じり合ったものとなっており、ホラーゲームに慣れていない私は、非常に強い不気味さと気持ち悪さを感じました。
作中は、血、死体、昆虫、爬虫類など、多くの人が恐怖し、嫌悪感を感じるもののオンパレード!…なのですが、私がプレイし始めるより先にゲームを一通りクリアしている家族曰く「一つ一つのモチーフが美しく描かれているので、却って怖く感じなかった」という意見も…。
感じ方は人それぞれかと思うのですが、どちらかと言うと気持ち悪さを強く感じる作品なのではないかと思いました。
怪異達の生まれた理由や背景を理解した時に感じた薄ら寒さも相当なものでしたが…。

追加エピソードである第六章の終盤に続編の存在を匂わせる様な展開があり、また、開発者の方の公式Twitterに『新作ホラー開発中』とのアナウンスもあることから、続編もしくは系統を同じくする後継作品が制作されている事が予想されます。
恐らく、かなり前に制作の発表がありましたD・RPGの発売が先になるかと思いますので、そちらを購入するなどしてメーカーさんを応援していけば、続編もしくは後継作品の存在が更に具体的なものになるのではないかと思います(o^_^o)

PS系ハード二機種での展開が好評を博し、幅広い世代に人気のハード『Nintemo Switch』への移植も決定している本作、新たなユーザー層を開拓し『零』や『SIREN』の様な人気シリーズに並ぶ作品に育って欲しいですね(^-^)

☆こちらのタイトルがお好きなあなたにオススメ☆
零シリーズ
歸らずの森
SIRENシリーズ

☆オマケのキャラクター紹介☆

※ネタバレに配慮すると三人しかご紹介出来ないのですが、ゲーム本編には個性あふれる魅力的なキャラクターがいっぱい!是非プレイしてみて下さい(*^-^*)

◇主人公◇
どこかくたびれた雰囲気を醸し出す、黒髪とトレンチコートが特徴の中年男性。見た感じでは年齢は30代前半〜半ばといったところでしょうか。デフォルトネームは八敷一男ですが変更も可能、あまりおふざけが過ぎる名前に変更するとゲームの雰囲気が台無しになってしまう可能性もありますのでご注意を!
なぜかゲーム開始時に髭の有り無しなどを選択することが出来ます…女性ユーザーを意識しての機能なのでしょうか…?勿論、私は髭なしにしましたが(*^^)v
黒髪、細身、眼鏡と、私の好みをがっつりと詰め込んだキャラクターで、現在進行形で大いにハマっております(*^-^*)

◇メリィ◇
主人公が迷い込む事となり、後の拠点となる『九条館』に住む、意思を持つ美しい西洋人形。
不思議な力で言葉を話すことが出来、主人公や同じくシルシを刻まれてしまったパートナーとなる人達のサポートをしてくれます。
腕や脚の球体関節を見るまでは人形と気付かない位、人間らしい風貌をしており、作中にはなぜか際どいサービスカットなんかもあったりします…(^^;)
館のソファーにちょこんと腰掛ける姿が可愛らしい彼女ですが、実は物語の根幹に関わるとても大きな秘密を抱えています。彼女の真の姿に衝撃を覚えるプレイヤーも多いかも?詳しくはゲーム本編を最後までプレイして確かめて下さい!

◇真下悟◇
第一章で出会い、その後も主人公らと行動を共にする事となる元刑事の男性。主人公の相棒的なポジションのキャラクターです。
プレイヤーからの人気も高く、八敷、メリィと共に、メーカー公式のグッズも制作されている模様、八敷とのやり取りにキュンとする女性ユーザーも多いのだとか………私もその一人だったりしますが(笑)
第六章の最後の方のセリフなんて、真下から八敷へのプロポーズ(!)の様に聞こえてしまうものもあり、色々な意味で私をときめかせてくれたキャラクターです。
八敷とのその後が気になって仕方ないので、ゲームの続編は勿論、漫画や小説などでも二人の後日談を見てみたいですね♪
posted by 雪/きいろいおにいさん2 at 07:00| オススメゲーム紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする